日本にはかつて2万以上もの城がああったといわれています。日本の城には独特の優美さがありますよね。その後、火事や戦争、地震などで城はなくなり、現在古来の姿をとどめているのは十数箇所しかないそうです。城の周囲には容易に攻め入られない為の堀があり、その内には庭園もあります。日本の城の庭園というと必ずあるのが松の木ですね。美観も良く、風避けにもなる松が植えられるのは当たり前なのかも知れません。古くから松という木は縁起の良いものとされていましたのでその為でもあったかもしれません。しかし、松が植えられるのには他にも理由があったそうなのです。
松というのは非常に利用価値の高い木であったとされています。松の実は栄養価が高い事でも知られていますが、その他にも松の皮の白い生皮の部分を晒すなどしてアクや苦味を抜いた後、粉に挽き、麦や米と混ぜて餅を作ったのだそうです。また、葉も栄養価が高いとされています。
松やにや油には様々な利用価値があり、武器を作ったり手入れをしたりするのに用いた他、燃料や灯油、止血などの薬としても使われました。そんな松の木は飢饉や戦のときにはかけがえのない非常食として重用されたために場内にはたくさんの松が植えられたのだとされます。
同様に梅もまた日本の城に欠かせない木であります。梅もまた、食料として、実や種は薬としても用いられました。城は戦の拠点であるため、美しさと食用とを兼備えた木が植えられているのでしょうね。
日本の城というとやはり天守閣でしょう。天守閣というと最後の砦といったイメージがあります。お城のお殿さまが住んでいた場所のイメージがありますが、どうも違うようですね。天守閣というのは戦の時には使われますが、普段は物置きのように使われていた時代もああったようです。迎賓の間として用いられたこともあったそうな。たしかに眺めは素晴らしいですものね。でもそこに住むとなると大変だったのかもしれません。近くにお城がありまして、登った事があるのですが階段は急で狭く、天守閣まで登るのにはとても大変でした。あれを度々昇り降りするのはいくら武漢のお殿さまでも嫌でしょうね。階段が狭くて急なのには攻め入られた時に容易に登らせない為と上から攻撃しやすい為なのだそうです。そういえば日本のお城にはいろんな仕掛けがありますよね。矢返しとか張出しとか。当時の状況を思い浮かべながら見学するのも楽しいかも知れませんね。私は学生時代に登ったきりでしたので、またそんなことを考えながら登ってみたい気もしますね。
日本の城というとミニチュア模型が思い浮かびます。ミニチュアでもあれだけのものを作るのは大変でしょうね。どれだけのパーツがあるんでしょうか?しかし好きな人にとってはたまらないでしょうね。苔むした感じの彩色を施したりするのもたのしいのかもしれません。そういえばお城の庭園でイベントがおこなわれることがありますが、その際には場内に入る事が出来ます。大体の人が庭園の道にそって進みますが私は子供の頃、石垣に登ったりしていました。あの石垣が何十年か前にはお殿さまが眺めていたかもしれませんね。そう思うととても不思議な心地になります。その時代には天守閣に登るなんてことは考えられなかったのですから面白いですね。